こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/12月例会「第7回ガソダム記念」の報告記を連載しています。12回目は最終の午後4Rで開催された「競技クイズ風」早押しクイズの順位戦・名人戦が行われました。なんと激戦になりすぎて時間があわや足りなくなるぐらいになるとは(^_^;)
↑前回はこちら。
今年6月以来の順位戦・名人戦でした。
この順位戦・名人戦は岩Q槻が活動開始した2017/4月例会から時折開催されている「競技クイズ風(?)」のガチ系早押しクイズです(ま、毎回開催ではないのですが「何でもアリ」がモットーなんで逆に(?)こういう指勝負系の棋戦もあるんですね、岩Q槻って)。その順位戦・名人戦という名前は将棋のタイトル戦の「名人戦」とそれに付随する「順位戦」からまんまネーミングされています。本家の将棋ではC級2組→1組→B級2組→1組→A級…とリーグが分かれてまして、A級の優勝者がその年の名人戦の挑戦者になる形式になっております。ゆえに岩Q槻の順位戦ではB級→A級への昇格、逆に降格があり、更にA級の優勝者は名人戦に進出して名人を持っているプレイヤーと対戦する、という形式になってます。
基本ルールは大まかに書くと以下の通りでした。
【順位戦】
・2期行います。B級→A級→B級→A級の順番で開催します。
・共に形式は7◯3×で50問程度限定(時間がないときは5◯2×でもうちょっと問題数が減る事も)。
・使用する問題は基本的には「abc/EQIDENデータベースサイト」のランダム100問から出題してます。
(問読みが練習がてら各セットごとに交代することもあります)
・B級からは上位2人(3人になることも)が次節にA級に昇格、逆にA級からは下位2人(1人や3人になることも)が次節降格します。
・A級で優勝すると名人戦進出となって勝ち抜けになります。名人は名人戦に進出できるシード権を持った状態で順位戦に参戦します。
【名人戦】
・名人・暫定名人およびA級優勝者で開催(最小2名、最大4名)。
・10◯4×の早押しクイズ。一応50問限定。
・名人および暫定名人が順位戦でB級に降格してた場合の特例ルールは後述。
で、最近は名人位を持ってるタイトルホルダーの人もA級で参戦することになってます。ここで優勝すれば名人戦での対戦者が1人減ることになりますが、逆にB級に降格した際には…これが実際に今回発生してしまったのでそれはその時に説明いたしますです。
順位戦も名人戦も予想外の大激戦になってました(^_^;)
まずは1回目の「B級順位戦」。順位戦としては第45期になります。
プレイヤーは1枠(右側)から、おぐのりさん・こじさん・ほしまるさん・本山さん・おーえすさん・アッキ~さん・白くまさんの面々。おぐのりさんは久々の岩Q槻参戦(ただし過去5回名人戦で勝ってて実は2代目の永世名人位も持ってます)、そしてあまりに久々すぎてはじめましての方とブランクがあった方がB級に集中したので、6月にA級からB級に降格したむろかつとチヨマルさんが便宜的にA級残留とみなしてスタート、という意外な展開になってました。
そして今回はかよちんさんが問読みを担当しました。持っているのはむろかつのiPad proで、モバイルルーターでネットにつないで「ランダム100問」を問読みしてくれました(以降の問読みの担当者はすべてこの形式で出題しております)。
…そしたら、ここのセット、50問限定だったとはいえ過去にないぐらいの大激戦となりまして、
A級スタートの(そして名人位も持っている)ハマさんや、待機中のひっさつ会長・ばいそんさんもびっくりするぐらいの大激戦に。
なんとリーチ状態(+6到達)とイイシャンテン状態(+5到達)が7人中5人も出るえらい大激戦になってました(^_^;)
そしてここを1抜けしたのは今日初参加のこじさんでした。今日はクイズ系・ゲーム系企画で合わせて3企画も2位という惜しい結果になってましたが競技クイズ風の基本短文もお強いとは。これで初参加即A級昇格となったのでした。
そして最終的には50問を使い果たしまして(大汗)。アッキ~さんが2位、おぐのりさんが3位で共にA級昇格となったのでした。
いつもだとA級は5人程度から2人昇格2人降格ということが多かったのですが、最近は例会の参加人数が多いので単純に半分で割った人数にした上で、次のA級では1抜けの人が次のセットは勝ち抜けてしまうのでB級の昇格枠が1つ増えて「3」となったのでした。
しかしあまりの激戦、もともとが「abc/EQIDENデータベースサイト」さんの過去問題を(2-3万問程度の過去問題から100問をランダム表示して)使いまわしているので問題文をオープンにして激戦の模様をお送りできないのが惜しい(苦笑)
続くは1回目のA級順位戦でした。
1枠(右端)から現名人のハマクドーさん、Kavaさん、ひっさつ会長、ばいそんさん、むろかつ、かよちんさん、チヨマルさん…の面々でした。なお問読みはほしまるさんが担当してくれました。
するとここではなんとハマさんが3×で失格となりいきなり最下位でB級降格が決定し、残るもうひとりのB級降格の6位はチヨマルさんということに。で、逆にA級優勝はKavaさんで記録的には2019/11月例会の第25期順位戦以来のA級優勝(3回目の優勝でした)で一足先に名人戦進出を決めてました。一方で「なかなかB級に落ちない」ハマさんは2018年9月の第12期順位戦で降格して第14期でA級復帰して以来32期連続でA級残留をしてたのですがここで途切れるという大波乱も。
続いては2回目(第46期)のB級順位戦となりました。
面々は1枠からハマさん・おーえすさん・ほしまるさん・本山さん・チヨマルさん・白くまさんの面々でした。
で、問読みはひっさつ会長が担当してくれました。なお前のセットがあまりにも時間がかかりすぎて「いかん17時に終わらんかも」とここでは5◯2×の短縮モードで開催されました。
ここのセットではおーえすさんが1抜け、白くまさんが2抜けで共に順位戦初参加のおふたりがA級昇格となりました。一方でハマさんが2×で失格になりA級復帰ならずというこれまた波乱が。ひとまず名人位を持っているので名人戦進出は決定しているのですが…。
で、A級順位戦。こちらは、アッキ~さん・ひっさつ会長・ばいそんさん・むろかつ・かよちんさん・こじさんの面々。
するとここのセットでは先程初参加でB→A級に昇格したこじさんが1抜け、アッキ~さんが2抜けで1-2フィニッシュを達成するとは( ゚д゚)ポカーン。で、むろかつとかよちんさんが次節B級降格ということに。
しかしハマさん、名人戦の土壇場で更に凄まじい集中力を…。
そして決勝、つまりは「名人戦」は10◯4×でした。
名人位を持っているハマさんと、A級で優勝したKavaさんこじさんの三つ巴の戦いに。なおここではハマさんは「優勝=名人位を防衛すればA級残留、2位以下だったらB級降格」という条件下での戦いでした。で、時間がなかったのでむろかつが早口で問読みしました。
Kavaさんが3×で失格になってしまったもののこじさんとハマさんの壮絶な大激戦と化しまして、ハマさん10p,こじさん9pとすさまじい決着が。これでハマさんは名人位防衛でB級降格が「なかったこと」になった上に、名人位通算10期目で初めての「名誉名人位」もゲットしたのでした。しかしこじさんも最後の最後までハマさんを追い詰めるとは…本当に凄まじい(^_^;)
※なおウイニングアンサーは「クルマのギアで前進ギアにも後退ギアにも噛み合っていない状態→ニュートラル」でした。
そしてハマさんは先程早退して行った三好さん夫妻が提供してくれたonちゃんの湯呑みを贈呈されてました。
で、この時点で17時を少し回ってまして、残ってる面々で一気に机・椅子などの再セットや、むろかつが持ち帰る燃えるゴミなどを集めまして、どーにかクロージングの挨拶をして流れ解散で終了したのでした。
これが最終回…ではありません(笑)
なお次回は今年秋に2回もコロナ禍で中止になった影響でいつもだと例会がお休みになる1月に開催されることになりました(今後は9月がお休みで1月は開催することになりそうです)。タイトル名は「埼玉政財界人チャリティクイズ祭」。テレ玉で元日に放送されている「埼玉の奇祭」と呼ばれている「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」のパロディ企画です。今のところはかよちんさんの音楽系企画が午後1枠のメイン企画となる予定です。
2023年もいろいろとあった年でしたが本当に皆様、盛り上げていただきましてありがとうございました。ちなみにこの2023/12月例会「第7回ガソダム記念」の報告記はこれが最終回ではなく(笑)、午前2Rに開催されたばいそんさんのフリバクイズ企画の問題掲載の許可をいただきまして、次回からばいそんさん企画の詳細編の報告記が2-3回程度続く予定です(おそらく1月2日以降に更新予定となります)。その後が2024/1月例会を経て次回の定例会報告に続くことになると思います。
よってまだ次回に続きます。ではまた。
将棋名人戦七番勝負 愛蔵版 第81期/毎日新聞出版/毎日新聞社
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