こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/03月例会の報告記をお送りしています。第5回目は3Rに行われたむろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」の2回目をお送りいたします。予選第1セットの1抜け・決勝進出一番乗りを賭けた戦いとなります。
↑前回はこちら。
出題範囲が「さだまさしからTommy february」まで(謎)
前回の時点(第1セットQ4)では各人のポイントはこんな感じでした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+13・チヨマル+4・Liner+18・磯部+10・ようこ-2・かよちん+10
ひっさつ会長+25・くうちゃん+4・ぽちょ兄貴+3・あんどう+24・ばいそん+20
問題限定数は20問で残りは16問、勝ち抜けは+40。ひっさつ会長・あんどう・ばいそんの3氏は最短で「押して正解」2連取で勝ち抜けとなってきました。さてここからどんな状況になっていくんでしょうか?
Q5:江戸時代以前は通常の寺院でもそのような事はたびたび行われていたが、江戸時代以降幕府からは群馬の満徳寺と鎌倉の東慶寺のみが「公認」/された、別名を駆込寺(かけこみでら)・駆入寺(かけいりでら)とも呼ばれた「夫との離縁を達成するために妻が駆け込んだ寺」の事を俗に何と呼ばれたでしょう?
押したのはハマクドーさん。そして直後に前半が終わりかなりの面々が挙手して「前半で押さずにボード(正解すると+4)」に挑戦することに。そして「前半で押し」てボードを書き上げつつ「東慶寺まで出れば確定だから」とぽつりとつぶやいたのだが、問題文の続きを聞いた後に「駆込寺、駆入寺」が問題文に入ってたのを聞いて「あー」と天を仰ぐハマクドーさんが(大汗)。
正解は「縁切寺」。はい、むろかつが敬愛してやまない(?)「さだまさし」問題がここで来ました(爆)
まあぶっちゃけて言えば曲じたいは本当にいい曲なんだけど、よくよく歌詞を聞いてたら「カノジョとの鎌倉デートの途中に縁切寺にたどりついたら、そりゃ相手方も泣くしそのうち別れるわなー」という読後の感想としてのツッコミが禁じ得ない名曲(←ん?)ではありますが…。
で、ここの問題、ハマクドーさんは「駆込寺」と書いていて残念ながら-5、正解したのは「後半押さずに正解した」くうちゃんさんとかよちんさん(各+1)と「前半押さずに正解した」チヨマルさん・ぽちょ兄貴・ばいそんさん(各+4)の4人でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+13・チヨマル+8・Liner+18・磯部+10・ようこ-2・かよちん+11
ひっさつ会長+25・くうちゃん+5・ぽちょ兄貴+7・あんどう+24・ばいそん+24
問題文に出ちゃった別名の「駆込寺」と意外だったのが「富くじ」で誤答例がかぶったというのが印象的でした。たぶん「満徳寺と東慶寺のみで許可された」というとこから推測したんでしょうね。
続いての6問目はこんな「音楽ネタ」問題でした。
Q6:1998年に3枚目のシングルである「「There will be love there/ -愛のある場所-」でヒットしたthe brilliant greenのボーカルの川瀬智子のソロプロジェクトとして立ち上げられた「Tommy february」。この「Tommy february」の正式的な表記としては添え字として彼女の誕生日にちなんだ数字が右上に小さくつけられてますが、それはいくつでしょう?
この問題の直前には「それでは6問目いきまーす」と「答え方が特徴があるので、慎重にお考えください」とまで司会のむろかつが念を押したとの問読みとなりました。でまあ前半の早いとこで押したのはかよちんさんでしたが、問題があとになるほど「あーそっちか」という感じになり、最後は「答えはわかるんだけど、もう直せねえしなあ」と苦笑いしてたのがなんともつらいとこかと(苦笑)。で、今回はほとんどのプレイヤーさんが最後まで問題を聞いた上での回答となりました。「まあうるう年も含めりゃ29択ですけどね」とぽつりと司会のむろかつが(^_^;)
で、正解は「6」。ええ、6問目でしたので(爆)。で、まあ↓こんな方ですた。
この当時出てきた時は「…マジか。このネーチャンは。」と爆笑してましたねえ(ちなみに「結構年上なのかな?」と思ったら実は同学年だった事を知って更に爆笑したのが更に数年後の話ではありますが(笑))。確か味スタのFC東京の試合にもゲストで呼ばれてこの歌を披露してた記憶が(笑)
で、この問題正解したのは、Linerさん・磯部さん・ひっさつ会長・ぽちょ兄貴・ばいそんさんの5名。全員「全部読み切ってからの正解(+1)」で、前半で押したかよちんさんは「the brilliant green」と書いていて-5点ということになりました。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+13・チヨマル+8・Liner+19・磯部+11・ようこ-2・かよちん+6
ひっさつ会長+26・くうちゃん+5・ぽちょ兄貴+8・あんどう+24・ばいそん+25
しかしここで首位争いが、ひっさつ+26、ばいそん+25、あんどう+24…と1点差なのが実に凄まじいことに。
そしてあんどうさんか怒涛の早押し戦を…。
続くQ7はこんな問題でした。
Q7:英語圏の国ではスイムボード、スイミングボード、キックボード/などとも呼ばれておりこの名前は実は和製英語でもある、日本では旭化成が日本水泳連盟とのタイアップで「トビウオマーク」のそれを長年製造してきたこともあり、学校のプールやスイミングスクールなどでは初心者向けの補助具として必ずと言って良いほど置いてある「浮力を得るために使う板状の水泳用具」の事を一般に何というでしょう?
Q7は小学校の水泳授業やスイミングスクールに通ったりしてると確実に使う「ビート板」の問題。ええ、3歳から小6までスイミングスクールに行ってたんでこれにはお世話になりました(笑)。で、序盤の「スイミングボード、キックボード」で押したのは現在暫定3位のあんどうさん。で、前半の終わりのとこで「あ、そういうことか」「じゃ行きます」「行きます」と一斉に挙手する人たちも。ところがここまで聞いてすでにボードに答えを書いていたあんどうさんが「あれ、違った?」と意味深な事をつぶやいてたですが??(^_^;)
で、正解の「ビート板」を当てたのは、押したあんどうさん(←結局違ってなかったようです(笑))が+10、前半でボードを書いたハマクドー・ようこ・かよちん・ぽちょ兄貴・ばいそんの5氏(各+4)、最後に後半最後まで聞いて正解したのはLiner・磯部・ひっさつ会長の3氏(各+1)でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+17・チヨマル+8・Liner+20・磯部+12・ようこ+2・かよちん+10
ひっさつ会長+27・くうちゃん+5・ぽちょ兄貴+12・あんどう+34・ばいそん+29
ここであんどうさんが暫定首位に立ちしかも+34なので「前半で押して正解」で一発抜け圏内まで入ってきました。
続くQ8はこんな問題でした。個人的には「これは鉄道好きと音楽好きがえらく早く押し合いそうな展開になりそーだな」と(笑)
Q8:現在、当該の路線の発車メロディは歌詞に駅名が登場することから爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で/ 〜はるかなる想い」をアレンジしたメロディを使用している、昭和39年12月23日に当時の営団地下鉄東西線が開業した際には高田馬場からここの駅までが開通し終端駅でもあった、現在は他に東京メトロの半蔵門線と、都営地下鉄の新宿線の、合わせて3路線が乗り入れている東京都千代田区にある地下鉄の駅はどこでしょう?
予想通り「大きな玉ねぎの下で」が出た途端にガッと押されランプがついたのは暫定首位のあんどうさん。そして押し負けて「やられたー」と天を仰いだりがっくりする面々も多し、でした(笑)。で、そんな感じなので前半でボードにチャレンジする人も多く(つーか、あんどうさんと同じポイントで書いている人も何人もいたのが凄まじい。まだ前半の問題続くのに…(^_^;))、チヨマルさん以外全員がここで挙手して書き始める事態に。
で、正解は「九段下駅」。なんと全員正解でした(笑)。ちなみにこの発車メロディは地下鉄東西線のみで、半蔵門線はまた別のメロディを、都営新宿線はメロディを採用してないらしいです。
↑こちらは1989年の頃の「大きな玉ねぎの下で」の映像。いやー「ペンフレンド」か。なんか懐かしいし、この曲いつ聞いてもぐっとくるなあ(感涙)
[この時点でのポイント]
ハマクドー+21・チヨマル+9・Liner+24・磯部+16・ようこ+10・かよちん+14
ひっさつ会長+31・くうちゃん+9・ぽちょ兄貴+16・あんどう+44(1抜け)・ばいそん+33
というわけであんどうさんが怒涛の「前半で押して正解」2連取で一気に+40超えに成功し1抜け・決勝進出一番手となりました。おめでとうございます(笑)
↑ちなみに当日は、この問題で「39点」になって次の問題で+4獲得して「43点」で勝ち抜けとなってますが、これはMCのむろかつが得点係も都度都度兼ねてやってたので慌てた計算違いだったようです(ちなみに通常は「当日のポイント」を優先しますが、今回に関してはどちらにしてもあんどうさんの1抜けには変わりはありません)。で、あんどうさんにはこの次の問題以降は、プレイヤー各位の後ろ側にボードを移動して得点係をやってもらいました(多謝)。
さてここからは第1セット終了条件となる「2位抜け」を賭けた戦いとなります。次回に続きます。
解説と余談と補足など
(ここも番頭役・むろかつが書いております)
というわけで3Rの「二段階早押しボードクイズ」の報告記がはじまり2回目になりました。こちらはあんどうさんが「前半で押して正解」2連取を達成して一気に1抜けを果たしていった、というとこまでお送りしました。次回は2位抜け…と言いたいとこですが、実際は(時間があったのと予選勝ち抜け枠の都合上)「3位抜け」が確定するまで行い第1セットが終わるところまでをお送りします。
今回は2Rのひっさつ会長企画でうちのパソコンを使ってプロジェクターを使用するのが確定してたため、自宅からノートパソコン(MacBook Air)を持参してそのメモ帳機能を使って問題順を並べ替えたり、出題する際に画面を見ながら問読みをしておりました。
↑出題後なんでやっとモザイク無しで貼れました(苦笑)
このMacBookに切り替えた(それまではWindows機をWin95の頃から愛用してまして、4年に1回(しかも不思議なことに「ラグビーワールドカップの開催年の年ごとに」)の割合で壊れるもので4年ごとに買い替えてました)理由は「メモ帳機能が、MacBookとiPadとiPhoneが、iCloudを介して全て同期して使える」からなんですね。私はもともとiPadとiPhoneを使っていてメモ帳機能をかなり使っていたので「あ、全て使えるし文章もコピペもできるんだったら多少使い慣れて無くてもWinからMacに切り替えよう」と、先代のパソコン(NECのLavieでした。これはノートパソコンを据え置きにして外部モニターを使ってたので4年周期の法則を越えてなんと6年持ちました、はい)が壊れてしまった際に、それでは…と切り替えたわけです。
なのでもしひっさつ会長企画がなかった場合は、手持ちのiPad Proのメモ帳機能を使ったほうが荷物としては軽いんでその予定だったのですが、実際にスマホ(iPhone se(第2世代))でメモ帳機能で確認してみたら、
画面ではわかりづらいですが、実際のスマホ画面ではここから右側(問題文、正解、解説等が書いてあります)にスクロールできるので「あ、これでもできるのね」と。岩Q槻の例会の場合だとモバイルルーターを持参せねばなりませんが、一応毎月1000円ずつ払って楽天モバイルのポケットルーターを使っていて岩Q槻の例会の際には必ず持参しているので、まあ「スマホでもできなくはない」というのが確認できたのは幸いでした。
もっとも私の場合、目が悪いのと、おそらく(パソコン・プロジェクターを使う関係上、)ひっさつ会長の「はぁっていうゲーム」とワンセットで企画開催するようなパターンになりそうなので、たぶん今後もパソコン持参になりそうです、はい。
で、当日の感想戦的な話に戻りますが、しかしこのハマクドー・Liner・ひっさつ会長・ぽちょ兄貴・ばいそん…といった一癖も二癖もある「何を知ってるかわかんないぐらい守備範囲が広い猛者な各氏」を相手に3回も問題文の前半で押してしかもノーミスで1抜けしていったのは「凄い」の一言に尽きますね。そして今回は私のわがままで(「この11人という人数で同時対戦となったらどうなるのか見てみたいし、企画をやってみたい」という趣旨でした)3セットフル対戦になったわけですが、やはり過去の「二段階早押しボードクイズ」は2組にわけて5-6人程度の対戦が基本で今回もそのつもりだったんですが、その時と比べて「よほど勝負を賭けないと早押しボタンのランプが点かない」んだなあ、というのが最も印象深く残ってますね、ええ。
なので実は企画後に「今日は調子が悪かったですー」や「むろかつさんの問題ジャンルと合わないんですかねー」と苦笑いして感想を伝えてくださった方が何人もいらっしゃったんですが、あれはたぶん「11人もの一斉対戦だったからボタンが押してもランプが点かなかった」んであって、きっと通常編の5-6人対戦×2組の戦いだったらもうちょっとユルい早押し戦になったんじゃないかな?と思っております。しかしここにハマクドーさん級に強いKavaさんや、番組屋のむろかつと付き合いが(前のサークル時代を含めて)四半世紀を超えていてある程度パターンが読み切れている三好誤服店氏やT本山さんといった当日は欠席してたメンバーがいたらどうなってたことやら。…ま、たぶん14人とかになってたらそれ以前に、確実に7:7で2組に分けてたでしょうな(苦笑)。
最後に。あんどうさんが勝ち抜けた問題の「大きな玉ねぎの下で」。あれ、俺もう涙腺弱くなるんすよねー(号泣)。
実は高3の頃、当時参加してたさだまさしのファン同士の地元のサークル(後になぜかクイズサークルになって2016年まで私は参加してました)で、市内の別の高校だったんですが同い年の女の子が好きになって、よく手紙をやりとりしてました。ま、大学受験が絡んでたのであまり会うこともなかったんですが(当時のサークルは隔月ペースの例会で小規模にやってました)、中学の時の同級生がその子と高校のクラスメートで、その同級生を介してメモ帳や便箋に何やら書いて封筒に入れて(しかもその封筒が学校の連絡とかに使う封筒を裏面にしたりとリーズナブルな)やりとりしてました。まあ広義でいうとこの「ペンフレンド」ですな、これも。
最終的にはその人とは恋は実らず、「仲の良いお友達」どころか「けんか友達」みたいになってしまった後に、その人は私が今の妻と結婚したのと同じ年(2004年)に首都圏を離れたのでほとんどお会いしなくなりました。が、一応、年賀状とかは毎年やりとりしてます。それとその人は昔っから根っからのオフライン人間なんで折々のサークル関係のご報告(前のサークルが20周年を迎えたとか、通算300回目の例会を迎えたとか、そして25年で辞めた、とか)は挨拶の電話をしたりと。まあさすがに今から15年ぐらいになりますが、この人の大学の先輩と、うちの妻のさだファン仲間の人が同じ人で、その方の結婚式二次会で同じテーブルになって、よせばいいのにうちの妻と元恋愛相手の人が満面の笑みのツーショットの写真を撮ってきてそれを見せてもらった時は、なんかこの両人が揃っているのを見てるだけで手が震えるような思いに(爆)。さらにその写真をネタとして当時の仲間に見せたら指差して涙流して大爆笑してましたなあ。ガソダム氏とかひっさつ会長とかが(ノД`)シクシク
そんな「ペンフレンド」みたいな話ができるきっかけになった前のサークルが今年の3月15日で「できて30年」になりました。岩Q槻はその「さだまさしのファンの集まりから、クイズやゲームをするサークル」に切り替わったとこの系譜・テイストを継いで今があります。前のサークルが活動してるかどうかはさだかではないのですが(噂では名前もビミョーに替えて、そして「ちゃんとしたクイズサークル」になったそうで、規模は小さくなったようですが今も都内で活動してるそうです)、図らずともその「系譜」は確実に継いでいて、今でも平然と「縁切寺→さだまさし問題」も出しちゃうのは確実にあの頃の名残なんでしょう。そんな30年ぐらい前の話も「余談」のひとつとして…失礼しますた。
次回に続きます。
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