2023/05月例会「第1回御大杯」報告#2「2R:座・ムダ長文編(Aブロック編(1))」




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2023/05月例会報告記の連載をしています。2回目は今回のメイン企画である、2R「座・ムダ長文(むろかつ企画)」の報告記のその1をお送りいたします。

2023/05月例会「第1回御大杯」報告#1「オープニング」及び「1R:逆リーチ杯」編

2023年5月10日

↑前回はこちら。

「座・ムダ長文」企画が今回から急遽「1セット勝負」となりました。

近年はだいたい年2回ペースで開催している「座・ムダ長文」。2段階早押しボードクイズが今回のメイン企画として登場しました。こちらは以前も書きましたが、長年の盟友であるジャンボ林原さんが昨年12月に亡くなったことに伴いまして、彼が岩Q槻の前身サークルで開催していたのが「御大杯」という今回のメインレース名の企画であり、むろかつのこのクイズ企画同様「長文の自作問題(ただしところどころギャグ要素あり)」を出題することが多かったもので今回は「御大杯」開催に伴い、「座・ムダ長文」を指定開催となったのでした。タイトル戦としては「王位戦第4期」となります。

そして更に同じく長年の盟友であり前のサークル→岩Q槻随一のギャグメーカーだった「西船橋のドラえもん」こと組合サトー。氏も今年の3月に亡くなられた事も含めて「じゃあ、ジャンボさんと組合。の追悼企画としてもこれをやろう」という事になり、ネタもより一層ふんだんに含めた(?)自作問題を用意したのでした。

ところが従来の「座・ムダ長文」は2組に分けての1セット15問限定×2セット(各組の上位半分と下位半分を入れ替えての2セット目という形式)の予定でした。が、以前の午後・夜間の時間帯の例会だと余裕もって2セット開催できた時間枠が可能だったのですが3月例会以降に午前・午後となったのと、次の2RのLinerさんの企画が少なくとも60分程度の時間枠の確保が必要だったこともあり、どーしても120分程度に収めるとなると「ん、これは2セットやる時間がないんでは?」という事に現場で気づき始めた上に、

今回は18名というたぶん岩槻での例会開催では最も参加人数が多い例会となったようで、オープニングの挨拶の後に、初参加の方が3人もいらっしゃったので参加者の皆さんに自己紹介&近況報告タイムを設けたところこれが40分以上もかかってしまい、結局始まったのが午後2時。その結果、最終的には「座・ムダ長文」は1セット勝負と相成ったのでした(大汗)。

まずはAブロックの戦いが始まっていきます。

この企画の基本ルールは↓こちらをどうぞ。

2023/05月例会「午後1R:座・ムダ長文(2段階早押しボードクイズ)」の企画概要

2023年4月18日

極めて簡単に言えば、「問題文を前半・後半に分けて、早押しボタンを押してボードで答えても良し、押せなかった場合はボードで書いても良し」というクイズ企画で、ぶっちゃけた言い方をすれば「最後まで問題を聞いてボードで正解するチャンスもありますよ?」という形式でした。

なお正解ポイントおよび勝ち抜けポイントは、

[得点変動]
・前半部分で押して正解…+12p
・後半部分で押して正解…+7p
・前半部分で押さずに正解…+5p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1p
———————–
・前半部分で押して不正解…-8p
・後半部分で押して不正解…-5p
・押さずに不正解…罰則なし

・勝ち抜け…+80(上位2人が勝ち抜いたらセット終了)

ということになりました。昨年12月と正解のポイント、押して誤答のマイナスは全く同じですが、勝ち抜けポイントが「+80」まで増えました(以前は+40→+50→+60pで勝ち抜けぐらいだったと思います)。これは「15問しかないんでじっくりクイズを堪能してね」という意味も含まれております。

まずはAブロック。最初に前回・前々回上位の1-3位の6名の方にそれぞれトランプでAかBかを抽選しまして、その他の方々は全員一斉にAかBかで半々に分けました。

左側の1枠から、ハマクドー・ひっさつ会長・Kava・Liner・公太郎・チヨマル・A4クイズ部・くうちゃん…の各氏8名でした。なおBブロックが9人での戦いということになります。

そのうち、前回の上位(実際は前回は参加人数が9人で1組×3セットだったので、Bブロックの方には前期はお休みだったものの前々回にハマさんと共に優勝したばいそんさんが1枠に入っています)の、ハマさんは+12、ひっさつ会長は+7、Kavaさんは+4を持ってのスタートとなります。一方でBブロックの方は1枠のばいそんさんが+12、2枠はかよちんさんが+7、3枠は山田はまちさんが+4…をそれぞれ持ってのスタートということになりました。

なのでBブロックの皆さんはギャラリーとしてお菓子を食べながら「果たしてむろかつはどんなバカ問題を持ってくるんだろう」と半分ニヤニヤしながらAブロックの状況を眺めるというそういう意味合いもありました(苦笑)

1問目は実は「ジャンボさん・組合。さんおふたりへの「追悼問題」」でした(^_^;)

まずはAブロック1問目。こんな問題でした。以下の問題文、青文字が「前半部分」紫文字が「後半部分」で、更に赤の/(スラッシュ)の部分が実際押された箇所になります。

Q1:漫画「ドラえもん」のてんとう虫コミックス6巻の第1話に収録されている「夜の世界の王さまだ!」の作中において、「一日中遊んだり睡眠を取っている為に勉強をする時間がないのは当たり前だ」…と、妙な屁理屈をこねるのび太に対し/、それを黙って聞いていたドラえもんが反論・ツッコミをしたもので、その後、当場面のアスキーアートや画像がネットに広まり、今ではインターネットの世界では有名になってしまった「そのドラえもんの一言」とは何でしょう?

A1:「いや、そのりくつはおかしい」

押したのはひっさつ会長でした。ボードを書きながらくっくっくっ…と笑いをこらえているひっさつ会長。というのも、

この日、配布された企画書の「表紙」が、「シン・ひよし問答」なるネタ漫画で、こちらはのび太とドラえもんの会話をひっさつ会長と組合サトー。に見立てて、調子ぶっこいてる(?)三好総統をどうするか「謀議」をかます、というお約束のネタで最後がこのドラえもんの「いや、そのりくつはおかしい。」で締められる…というシリーズ物だったりします(実は前のサークルからこのシリーズは会報で続いてました(爆))。

↑ここのドラえもんのセリフだけは元祖と同じやつなんすけどね(^_^;)

で、前半最後まで読まれた時点で、くうちゃんさんとチヨマルさん以外の全員が前半ボードを宣言する「1」のカードを掲げてまして、残るお二人は最後まで問題を聞いてからのボードとなっておりました。

ところがこの問題、意外にも正解が分かれました、というのは、

いや、そのりくつはおかしい」と「そのりくつはおかしい」で分かれたんですね(苦笑)

そして前半で押したひっさつ会長は「いや、そのりくつはおかしい」で正解しておりました。

【Q1時点:ハマクドー+12、ひっさつ+19、Kava+9、Liner+5、公太郎+5、チヨマル±0、A4クイズ部+5、くうちゃん±0】

余談としてはこの問題は、ジャンボ林原さんが某会で開催していた「御大杯」で過去に2度も出題した問題でして(もう10年以上前の話で誰も覚えていないようだったので遠慮なく出題しました。あ、正解したのは私でしたが(笑))、更に風貌その他が「西船橋のドラえもん」と呼ばれていた組合サトー。と共にダブルミーニング的な「追悼問題」でもありました…え、雰囲気的にちっとも追悼してない?(直後説教タイムを喰らう)。

時代は「平安藤原」と千葉ロッテファンが(以下略)

まずは初期ハンデ+7p持ちのひっさつ会長が幸先良いスタートを切りまして、2問目はこんな問題でした。

Q2:プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の選手で、いずれも春夏の高校野球の甲子園大会で大活躍をし、その年のドラフト会議では他球団との競合の末に1順目で指名・獲得した為に入団時から非常に期待されており、「新しい千葉ロッテの時代を作って欲しい」という意味もこめて「平安藤原」と呼ばれている3人の選手とは、大阪桐蔭高校出身の藤原恭大(きょうた)、履正社(りせいしゃ)高校出身の/安田尚憲(ひさのり)と、仙台育英高校出身の誰でしょう?

A2:平沢大河(ひらさわ・たいが)

うーん、千葉ロッテファンのむろかつらしい問題だ(をい)。前回は千葉ロッテでイチオシの「荻野貴司」を出題したので、それでは次は2番目に推している選手を…ということで「平沢大河」を持ってきました。そして今シーズン、Twitterで話題になった「平安藤原」トリオからの前フリで…しかし今回はほとんどが前半のエリアだったんですが、前半最後の「安田(/尚憲)」で前半ボードを宣言してたのはひっさつ会長ひとりだけでした。

で、正解したのは後半ボードのKavaさん(+1)、前半ボードのひっさつ会長(+4)と、前半押し正解のハマクドーさんの3人だけでした。ちなみにKavaさんは「あー、むろかつさんのブログによく出てくる選手か」ということで思い出したんだそうで…、そしてハマクドーさんは大の東北楽天ゴールデンイーグルスファン。実は問題文にある「平沢大河とドラフトで競合した」相手が、この東北楽天ゴールデンイーグルスでした。まあ仙台育英出身なんで地元出身だから是が非でも取りたかったんですが、この当時の千葉ロッテの伊東勤監督が才能に惚れ込んで「外れてもいいから指名したい」と強行指名したところ当たりくじを引いてしまった、という因縁があったりします(^_^;)。

ついでに書くと「平安藤原」という平沢大河・安田尚憲・藤原恭大の3選手をまとめてこう呼び始めたのはスポーツ新聞だったんですが、去年まではなかなか選手の起用法もあり1軍で揃うことがなかった反面、今年に入って監督が替わって起用法が変わったことから、この3選手が4月に入ってから揃ってスタメンに名を連ねてそして立て続けにヒットを打ったりホームランを打ったりしてこの名称がネットでも話題になったこともありまして、

↑4月8日

↑4月9日

↑同じく4月9日

↑遂に千葉ロッテマリーンズの公式アカウントがこんな煽り動画を出す始末でした(笑)

【Q2時点:ハマクドー+24、ひっさつ+24、Kava+10、Liner+5、公太郎+5、チヨマル±0、A4クイズ部+5、くうちゃん±0】

まだまだ序盤なんですが、トップハンデ2人が快調にポイントを伸ばしておりました。そしてここから「座・ムダ長文」の本領発揮な問題が立て続けに登場していくのでした。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。