こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/06月例会「MJCC2025」報告記の2回目です。今回は午前2枠で開催しましたキアロさん企画「択なし択一クイズ」の1回目をお送り致します。いやーその企画のアイデアが実に目の付け所が凄いなーと思う次第でした(笑)
↑前回はこちら。
今回はチーム戦の企画でした。
今回、企画担当されたキアロさんから企画概要と使用した全問題の原稿をいただけました(多謝)ので、そちらを参照しながら全3回程度でお送りする予定です。
この企画の概要、例によって「♪企画は当日のお楽しみにね」という事で当日、企画が始まった際に発表となったのですが、
午前2枠「択なし択一クイズ」(キアロ氏企画/銀河戦第9期)
・2人1組のチーム戦 ・選択肢のない択一クイズに早押しで解答
・エンドレスチャンス
・解答権は各問題1チームにつき1回(編集注:途中から「1人1回」にルールが緩和されました(たぶん後述にします))
・選択肢番号と必ず併せて解答する必要がある (選択肢は恐らく納得できる順番に並んでいる)
・正解で+3点、誤答で-1点 ・全26問
…という企画でした。
最大のポイントは「選択肢番号と必ず併せて解答する必要がある」の部分で、単純にそのクイズ問題の「正解の単語」を答えるだけでは正解扱いにはならず、オープンにされてない「選択肢」も推測して、その「選択肢の番号も一緒に答える」必要があるというとこでした。つまりは「どういう選択肢なんだろう」という推測力も必要なわけで「いやーこれはなかなかテクニカルな…」と、常日頃の岩Q槻にはないクイズ企画でびっくりする面々も多かったです。
なお今回は久々のチーム戦でした。基本的には2人1組だったので、私・むろかつは「じゃ、得点係として外れましょう」ということになったのですが、企画途中にこの例会の直前に「今日、参加しますー」と数年ぶりに参加表明されたキム兄ぃさんがご到着されまして、「じゃどこか3人1組にしましょうかね」という次第で、

↑いつものようにカード(トランプ)で抽選いたしまして、

↑トランプの最後を取ったのはなぜかひっさつ会長でした。「盟友の」三好総統が「俺と同じ組にならんかしら」と言ったとか言わんとか(をい)

で、まずは2人×6組に分かれた後に、企画途中に到着されたキム兄ぃさんがチーム3のとこに入りまして、
チーム1:チヨマル・ぽちょ兄貴
チーム2:ほしまる・Liner
チーム3:三好総統・Kava・キム兄ぃ
チーム4:キヨミ・ひっさつ会長
チーム5:じょう・ばいそん
チーム6:公太郎・KT
という組み合わせになりました。結果的にはひっさつ会長は「因縁の」三好総統とは一緒にならなかったんですが、三好総統の奥様のキヨミさんと同じチームになってました…が、物凄く安堵の表情をしてたのはなぜでしょう?(^_^;)。
あ、そうそう。↓このチーム5のじょうさんとばいそんさんの組み合わせを見て、得点係のむろかつがぽつりと。

「なんかアメリカの前の大統領(ジョー・バイデン)みたいな組み合わせっすね」と。しかも抽選方法が「トランプ」でバイデン氏の前と次の大統領だし(爆)
実にテクニカルな企画でしたねー(^_^;)
まずは例題でした。
例題:次の3択のうち、最初に桃太郎の仲間になったのはどれ?
正解:A:犬(A:犬 B:猿 C:雉←「桃太郎」に登場する動物)
こういう形式でした。もっともA.B.C…の選択肢で行くと大概は「最大26択」っぽくなると思うんですが、まあJとかMとかになると何番目かで指で数えたりするのも実に大変そうな(笑)。そして今回はここでいろんな出題方法や回答方法の質問が矢継ぎ早に飛び交う、ある意味では岩Q槻では珍しい光景が繰り広げられてまして「いやー、これも凄いなー」と得点係をやることになって傍目から見てた私(むろかつ)は目を丸くして驚いてました(苦笑)
Q1:次の4択のうち、木偏をつけると「ひいらぎ」になるのはどれ?→D.冬/チーム6(KT◯)+3p
まず最初のQ1は「柊(ひいらぎ)」の問題を押したのはチーム6のKTさん(相方の公太郎さんも同時に押してました)で「D:冬」を正解して+3p獲得ということに。言うまでもなくこれは「春:夏:秋:冬」の4択の問題だったんですが、プレイヤー各位があっさりと対応してたとしてたのにまずびっくりでした(←なお、私(番頭役・むろかつ)は、ルールを聞いて理解してもそれに慣れるのに数問要するのでいきなりはなかなか…)。
Q2:次の3択のうち、普通何も書かれておらず、初心者によく予備と間違えられるのはどれ?→A.白(ハク)/チーム3(Kava◯)+3p
続くQ2は麻雀牌の三元牌(白(ハク)・発(ハツ)・中(チュン))の問題をチーム3のKavaさんが「A:白」を正解してこれまた+3pに。いやー素人麻雀ではこの三元牌を集めるだけで1役つくのでいつも助かってます(をい)
Q3:次の3択のうち、ゴルフにおける各ホールの規定打数を指す用語はどれ?→C:パー/チーム5(ばいそん◯)+3p
Q3は「パー(par)」というゴルフ用語の問題。こちらはまずぽちょさん(チーム1)→Linerさん(チーム2)→ひっさつ会長(チーム4)…と誤答した後にチーム5のばいそんさんが正解で+3p獲得。ただし誤答した御三方も「単語は合ってたけど選択肢が間違ってた」「選択肢は合ってたけど単語が間違ってた」という両方の意味で「惜しい」誤答でしてここは-1pと相成ってました(そしてこのQ3の時点で早くも全6チームの点が加点減点問わず動くという珍しい事態に(大汗))。
あ、選択肢はじゃんけんの「グー・チョキ・パー」でした。我が家(むろかつ宅)では平日の息子の通学時間帯に合わせてアニメの「はなかっぱ」のエンディングのじゃんけんを見てるだけになんつー感慨深い(をい)。そしてこの時点で選択肢のからくりに気づいたプレイヤー各位が「そうだったんかー」と頭かかえておりました(笑)。
Q4:次の9択のうち、アルファベット2文字で「SS」と略されるのはどれ?→F:遊撃手・ショート(ストップ)/チーム4(ひっさつ会長◯)+3p→+2p
Q4は野球のポジション番号(守備番号)にちなんだ問題。投手(ピッチャー)→捕手(キャッチャー)→一塁手(ファースト)→二塁手(セカンド)→三塁手(サード)→遊撃手(ショート)→左翼手(レフト)→中堅手(センター)→右翼手(ライト)の順番(高校野球はポジション別の背番号になるのでこのレギュラー選手がこの1-9番の背番号をつけることになります)で、「SS→ショートストップ」の意味から「遊撃手/ショート(ストップ)」でひっさつ会長正解でした。これでチーム4は累積+2pとなって早くもマイナスから脱出しておりました。
Q5:次の3択のうち、「敗北」の対義語はどれ?→C:勝利/チーム6(KT◯)+3p→+6p
Q5は「敗北の対義語はどれ?」という問題。最初は「なんの選択肢だろう」と誰も押さなかったんですがややあって押したのはチーム6のKTさんで「C:勝利」で正解チャイムでこれで累積+6pに。で、正解の瞬間に「ジャンプ三大原則(集英社の「週刊少年ジャンプ」の三大原則)の友情・努力・勝利」と気づいて「そうか!!」と頭を抱える人たちが続発してました(苦笑)。まあ個人的には「あれ、そもそも40年も連載続いてた「こち亀」にあの3要素は?」というツッコミは別にして(をい)。

何より「選択肢のテーマはなんだろう」から思い浮かべるのもなかなか難しい…。
Q6:次の12択のうち、大塚製薬の「ポカリスエット」に対抗する商品として1983年に発売された商品はどれ?→K:アクエリアス/チーム2(Liner◯)+3p→+2p
Q6は「12択」といきなり選択肢が増えて、「ポカリスエットに対抗する商品して→アクエリアス」という問題でした。そしたらサクッと押して正解したのはLinerさんでこれでチーム2も序盤の誤答の-1から一気に+2になって赤字解消へ。なおLinerさんは「私、実は誕生日の星座が水瓶座なんですね」とのことで、つまりは12星座の水瓶座の英語→アクエリアス(Aquarius)で、選択肢的には11番目のKという次第でした。
Q7:次の4択のうち、『名探偵コナン』に登場するキャラクター「灰原」の下の名前は?→C:哀/チーム3(Kava◯)+3p→+6p
Q7は青問系。「名探偵コナン」の登場キャラの「灰原哀」の下の名前を問う問題でしたが、選択肢は「喜怒哀楽」で、ゆえに「Cの哀」が正解でした。この問題は青問系には定評がある(今日は不在でしたがハマクドーさんと共に)Kavaさんが正解してチーム3もこれで+6pまでポイントを伸ばす次第に。
Q8:次の26択のうち、「チョゴリ」や「ゴッドウィン=オースティン」という別名がある、世界で2番目に高い山はどれ?→K:K2/チーム5(ばいそん◯)+3p→+6p
Q8は「26択」。「いやー随分と選択肢が多いなあ」と思いつつ、選択肢はなんだろう…と思ってたら、正解は「K2(世界で2番目に高い山)」で押したのはばいそんさんが「KのK2」で正解してました。そして「A2からZ2まで」とくだらねえボケをかます人もちらほらと(爆)。
Q9:次の3択のうち、リンゴ、ブドウ、レモンを乗せたトラックが急カーブで落としたものはどれ?→C:スピード(速度)/チーム3(Kava)+3p→+9p
この問題は、ネタバレをすると、なかなかテクニカルな問題でして、「急カーブで落としたもの→リンゴ、ブドウ、レモンではなくスピード(つまりはトラックに載ってたものではない!!)」というオチだったんですが、その選択肢は果たして…と思ってたら、イギリスの画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーが描いた「雨、蒸気、速度―グレート・ウェスタン鉄道(Rain, Steam and Speed – The Great Western Railway)」という世界的にも著名な絵画(ロンドンのナショナルギャラリーに収蔵されているそうです)があるそうで、結果正解は「Cのスピード」でした。
で、この問題の正誤的にはまずKTさんが押すも「Bのスピード」、次にひっさつ会長が押して「Aのスピード」で共に誤答となり(いずれも-1pに)、ひっさつ会長の次に2番手ランプがついたKavaさんが「あ、ついちゃったよ、まずいな…Cのスピード」で正解チャイムが鳴ったという次第でした。いやー惜しい。
※なおVTR見て気づいたんですが、KTさんがこの直後に「リード・スピード・ボルタリングじゃなかったのか」とぼつりと呟かれてまして、改めてよくよく調べたら「スポーツクライミング」の3種類の競技がその「リード・スピード・ボルタリング」でした。いやーこれはおもしろい選択肢のチョイスだなーと、後日談ながらにこれを書いててびっくりしてますです(^_^;)。
Q10:次の6択のうち、鳥の子色の紋付を身につけているのは誰?→D:立川晴の輔/スルー
前半戦最後のQ10の正解は「D:立川晴の輔」でスルーでした。これは言うまでもなく「選択肢:笑点の大喜利回答者の司会者席から見た着順(4番目のD)」で、現在は、三遊亭小遊三→春風亭一之輔→林家たい平→立川晴の輔→三遊亭好楽→桂宮治…の順番。
以前は、5代目円楽が司会の時代に、小遊三→好楽→林家木久蔵(後の木久扇)→桂歌丸→三遊亭楽太郎(後の6代目円楽)→林家こん平(/たい平)…が長く続いた後に、歌丸→春風亭昇太と司会が交代して小遊三→好楽→木久扇→昇太(/2代目林家三平)→6代目三遊亭円楽→林家たい平の順番だったんですが、林家三平が桂宮治に交代した直後に大幅に席順が変更されたんですね(その後は、6代目円楽没後に一之輔がそのまま2枠に、木久扇卒業後に晴の輔が4枠にそのまま入ってます)。それゆえに「問題の趣旨はわかるが、最近は、どこに誰が座ってるかがわかんない→順番の選択肢がわかんなくて押せずにスルー」となったようでした。
あと「鳥の子色」というのはごく淡い黄褐色、あるいは黄色がかった白のことらしいです、はい。
Q10終了時点の各チームのポイント
チーム1:チヨマル・ぽちょ兄貴-1
チーム2:ほしまる・Liner+2
チーム3:三好総統・Kava・キム兄ぃ+9
チーム4:キヨミ・ひっさつ会長+1
チーム5:じょう・ばいそん+6
チーム6:公太郎・KT+5
こんな感じでキアロさん企画が始まっていきました。次回は中盤戦のQ11-20までの模様をお送り致します。ではまた次回に。
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