こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/04月例会の報告記です。5回目は午前2枠のキアロさん企画「クイズ!曖昧さ回避」の1回目をお送りします。キアロさんの岩Q槻初企画、いやーリアクション芸人ぞろい(?)の岩Q槻の面々も相まってなかなかおもしろい企画になっておりましたです(笑)
↑前回の記事はこちら。
「知識」と「推測」を両方から虎視眈々と狙えて楽しめる凄い企画でした(笑)
まずはキアロさんから企画説明を受けました。
おおまかに箇条書きにするとこんな感じの企画でした。
・問題はおおよそ25問ほどあります。答えはエンドレスチャンスです。また誤答のペナルティはありません。
・問題文は全然違うが、答えの「単語」が同じ問題が出題されます。
・1回目の単語の方を正解すると一律+1pです。
・そして2回目に出てきた単語を正解すると、
「2回目のみを正解した人→+3p(「横取りボーナス」と命名されてました)、1回目と2回目のどっちも正解した人→+5p」
…のボーナスポイント(のようなもの)が入ります。
という企画でした。なお「25問」というのは実は12ペア+ペアになってない1問というのが入ってまして、「さっき出た答えを別の問題にした時にどういう問題が出てくるんだろう」というのと、その「ペアになってない単語はなんだろう」というのも推測しながらクイズに挑めるという「知識と推測」のどっちも楽しめるというクイズでもありました。
で、この時にプレイヤー各位が言ってたのは「第14回アメリカ横断ウルトラクイズ」の「バック・トゥ・ザ・フューチャークイズ」みたいだね、と。これも2セットに分かれて1-2回目の問題のフリが全く違うけど答えの単語が同じという「どこで気づくか」というのがポイントでしたが、このキアロさんの企画の場合はそれに加えて「問題順がぜんぜん違う」というのも相まって「いやーこれは楽しみだ」とよりわくわくしてる面々が多かったのが印象的でした。
※ちなみにむろかつが前に所属してたクイズサークルでは「バック・トゥ・ザ・フューチャークイズ」をやった際には、「サッカーのレイソルがホームタウンを置く千葉県の市→柏(かしわ)」と「主に西日本では鶏肉を指す→かしわ」という問題を1-2セットの最終問題に用意してたら、2セット目の最終問題で
「それでは最後の問題です/」「かしわ!」「正解!!」
…で問題文が読まれる前に正解者が出てプレイヤー・ギャラリー全員が大爆笑ってオチがついたという「逸話」がありました…実に懐かしい(笑)
↑今回から新調されたC会議室のホワイトボード。横幅に広くなって使いやすくなりました(笑)。
その1問目が企画名にもなった「曖昧さ回避」ってのがいいっすね(笑)
さてここから始まっていきます。今回は前半戦のQ12までお送りいたします。
※例によってVTRの音声から文字起こしをしてるため、掲載するクイズ問題は「当日、出題された単語」(問題文のおおよその概要)→正誤判定でポイントが動いたプレイヤー…の順番で掲載しております。「厳密には出題された問題文そのまんまではない」のにご注意ください。
Q1:曖昧さ回避(インターネット百科事典などの用語で、内容が異なる主題なのに適切な記事名が同じになってしまうときにそれらを判別しやすくするために)→ばいそん+1p(1+0p)
Q2:ヒッチハイク(目的地を書いた紙を見せたり、親指を突き立てたサムズアップを取ることで意思表示を表す、通りがかりの自動車に無料で乗せてもらうこと)→Liner+1p(1+0p)
Q3:クマムシ(2015年に自身のネタを元にしたシングル曲「あったかいんだからぁ♪」をリリースしその年の第57回日本レコード大賞で特別賞を受賞した、ワタナベエンターテイメント所属の佐藤大樹と長谷川俊輔のお笑いコンビ)→かよちん+1p(1+0p)
Q4:考える人(2009年公開のアメリカ映画「ナイト ミュージアム2」では、名前の印象に反して賢くないばかりか白い大理石の女性像にナンパするなどコミカルな一面も見せた、彫刻家オーギュスト・ロダンの代表作であるブロンズ像)→ばいそん2p(2+0p)
Q5:ディープインパクト(ジェンティルドンナ、コントレイルの三冠馬の父親であり、競走馬としても、2005年にシンボリルドルフ以来日本競馬史上2頭目となる、無敗での中央競馬クラシック三冠を達成を達成した)→かよちん+2p(2+0p)
※なお便宜上、各問題の正解者の得点は、「現在の獲得ポイント(通常正解+ボーナス正解)」という表記をしております。
Q1は結果的にはこの企画の名にもなった「曖昧さ回避」の問題でした。押して正解したのはばいそんさんでこれで+1pとなりました。で、この企画はもし「ジョーカー」でなければ、また後でどこかの問題で別の意味合い・問題文のフリで同じ単語が出てくるわけで、ばいそんさんが2回目を正解すれぱ+5p、その他の面々が正解すれば「ボーナス横取り」ということで+3pゲットということになります。
で、「曖昧さ回避」。例えばWikipediaなんかでは、たまたま例として探したのは「ワシントン(アメリカの首都・州、初代大統領の名、スポーツ選手の名だと、野球・サッカー・バスケ・ラグビーなど多岐にわたってました(笑))」だったんですが、
結構多岐にわたってます。こういうのが「曖昧さ回避」のページでして、
文末には「関連項目」と共に「このページは曖昧さ回避のためのページです。」の表記もされておりました。まあアメリカの初代大統領「ジョージ・ワシントン」の名前に関してはそれだけで「曖昧さ回避」の項目ページが有る、という次第でした(なおそこの項目には、人物・艦船・建物・競走馬・私立大学…とこれまた思った以上に多岐にわたってました(^_^;))。
そんな感じでQ2は「無料で車に乗せてもらう行為→ヒッチハイク」をLinerさん、Q3「「あったかいんだからぁ♪」のヒット曲を持つ→クマムシ」をかよちんさん、Q4「彫刻家オーギュスト・ロダンの代表作であるブロンズ像→考える人」をばいそんさん、Q5は「2005年のJRAのクラシック三冠馬→ディープインパクト」をかよちんさんがそれぞれかなり早いポイントで正解してまして、エンドレスチャンスは全く無縁な感じの序盤戦でした(笑)。と同時に「ここらへんの単語を、果たしてこの後、どういう別のフリで持ってくるんだろう」と深く潜るような感じで虎視眈々と狙ってる面々もぼちぼちと(苦笑)
まさか、また「曖昧さ回避」の問題が本当に登場するとは(爆)
Q6-10になります。
Q6:曖昧さ回避(1961年にアメリカの経済学者のダニエル・エルズバーグによって提唱され具体例が示された、確率がわからないような事象を避けようとする人間の傾向を指す)→山田はまち+3p(0+3p)
Q7:フルハウス(トランプのポーカーで「ストレート」よりも強く「フォーカード」「ストレート・フラッシュ」よりかは弱い、手札の5枚でワンペアとスリーカードを同時に成立させる役)→公太郎+1p(1+0p)
Q8:ヒッチハイク(放送番組の終了直後に流されるCMのことを、放送番組の開始直前に流れるCMの「カウキャッチャー」に対して何という)→むろかつ+3p(0+3p)
Q9:Runner(本作を最後に脱退した江川ほーじんの姿を歌っている、1988年10月21日に発売された爆風スランプ12枚目のシングルであり、現在も応援歌の定番曲として)→かよちん3p(3+0p)
Q10:一二三[ひふみ](ゲームクリエイターの「河野」、柔道家の「阿部」、将棋棋士の「加藤」の)→Kava+1p(1+0p)
するとQ6では、問題が最後までほぼ読み切られたとこでまずLinerさんが押して「ゲーム理論」と誤答となった後に(なおペナルティはありません)、続いて押したのが山田はまちさんで「これが“曖昧さ回避”」と答えたら即座に正解チャイムが鳴り響き「をを、これがそうか!!」と仰天し、更に大いに盛り上がるプレイヤー各位でした(笑)。これで山田はまちさんはばいそんさんから「横取りボーナスゲット」ということで+3p獲得で一気に暫定トップに立っておりました(笑)
そしたら一気にプレイヤー各位の緊張がとけたようで続くQ7は「トランプのポーカーでフラッシュよりも強く/」で一斉にバババッと押され、まずKavaさんが「ストレート」で誤答となり、2着判定が点いてたのが公太郎さんで「フルハウス」と答えて正解で+1p…といきなり指勝負がえらく早くなってました(苦笑)。
なおポーカーのゲーム的に一応補足すると、「フラッシュ」は同じ種類(スートといいます)の5枚のカードが揃った状態、「ストレート」は連続した5つの数字のカードで構成されて、種類違いでもOK(種類まで同じの場合は「ストレート・フラッシュ」になり、更に最強のAKQJ10で揃った場合はもっと強い「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」になります)で、強い順では、ロイヤル・ストレート・フラッシュ→ストレート・フラッシュ→フォーカード→フルハウス→フラッシュ→ストレート→スリーカードとなります。
そしてQ8は先程Q2でも出てきた「ヒッチハイク」の問題が今度は「番組の放送終了直後に流れるCMは」として出題されました。するとここの問題、まずLinerさんとばいそんさんが誤答したあとに「押してー」と、回答権はあるんだが得点ボード係をやってたむろかつがふらふらと手前のあいてる席まで移動して早押しボタンをポンと押して「ヒッチハイク」と答えて正解チャイムが鳴ってました(笑)。これで+3pゲットとなりました。なお実際の例としては日曜日夕方の「笑点」の放送終了直後に毎度流れる、ユニ・チャームの「ライフリー(大人のおむつ)」のCMがそれだったりします。
続くQ9は爆風スランプのヒット曲でもおなじみの「Runner」の問題をかよちんさん正解でこれで+3p。ひとまず暫定ではありますが山田はまちさんとむろかつに追いつく形に。そしてQ10は「一二三(ひふみ)」の名前の著名人の問題でKavaさん正解で+1p。しかし「加藤(一二三)九段」の名前が出たときには「おおう」と押せずに肩をすくめる人が何人もいたのは何故でしょう(笑)
Q11のくうちゃんさん、本当に惜しかったねえ…(続くQ12も相まって)。
そして中途半端になりますが前半戦の残り2問はこんな感じでした。
Q11:考える人(ユニクロの協力で創刊された雑誌であり入っている広告はすべて同社のものである、「シンプルな暮らし、自分の頭で考える力」をモットーとしていた新潮社より発行されていた季刊誌)→Liner4p(1+3p)
Q12:ディープ・インパクト(地球に迫りくる彗星を)→Kava4p(1+3p)
Q11はたぶん初めてトリプルチャンスでも正解が出なかった問題の「考える人」。しかしキアロさんがスルーにはせずに「もう一度問題を読みます」として「おや?」となり、5人目でランプがついたのがくうちゃんさん。「ディープインパクト…あ、考える人」と言い直したんですがさすがにこちらは(惜しいんですが)誤答扱いとなり、6人目でランプがついたLinerさんが「ごめんね、横取りです。…考える人」と答えて正解チャイムが鳴り+3pゲットとなりました。でもまあ「いやあ惜しい」と励ます面々と、「くうちゃんさんの「考える人」の惜しい回答を聴いてて、確かにあー、あったあったと思ったわ」と私・むろかつあたりはつぶやいてましたです(^_^;)。
そしたらこの企画、やっぱりキアロさんと岩Q槻の笑いの神様、凄えなあとしみじみと思ったのは、その次の問題でなんとその「ディープインパクト」が出てくるとは(大汗)。しかも押したKavaさん「地球に迫りくる/」だけで押して正解してますし(爆)。
一応補足すると、「ディープ・インパクト」というスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をした1998年のアメリカ合衆国の大ヒット映画で、この年はほぼ同じ趣旨で地球が大ピンチになっちゃう「アルマゲドン」(こちらは彗星ではなく隕石だったようですが)が大ヒットしたというのも当時は話題になってました。いやーそういう意味では、やっぱりくうちゃんさん惜しかった(苦笑)。
こんな感じで前半の12問が終わりました。現状のポイントとしては、
【Q12時点の獲得ポイント(1p以上のみ)】
Kava4p(1+3p)、Liner4p(1+3p)、かよちん3p(3+0p)、むろかつ+3p(0+3p)、山田はまち+3p(0+3p)、ばいそん2p(2+0p)、公太郎+1p(1+0p)
という状況に。
そして後半戦に入ります。果たして虎視眈々と狙う面々はボーナス狙いの「あたり」はつけられるのか、そして唯一のジョーカーの単語は何なのか?後半戦もどうぞお楽しみに。次回に続きます。
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