【復刻版#36】2021/06月例会「MJCC2021」報告#13「学力王No.1決定戦・2021初夏(磯部解説編(2))」




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の36回目となります。こちらでは2021/6月例会で開催された「学力王No.1決定戦・2021初夏」の磯部さんから頂いた「解説編」を全3回の短期集中連載でお送りいたします。 今回はその2回目をお送りいたします。

【復刻版#35】2021/06月例会「MJCC2021」報告#12「学力王No.1決定戦・2021初夏(磯部解説編(1))」

2022年4月5日

↑前回はこちら。

2021/06月例会「MJCC2021」報告のもくじ

2021年6月21日

↑2021/06月例会報告のもくじはこちら。

ここから磯部さんの「解説編(第2回目)」となります。

(以下は磯部さんからいただいた記事です)

前回からの続きになります。

8 人物アルバム)葉加瀬太郎が選んだスゴイ芸術家は誰?

1…デスマスク
2…晩年は和声の拡張を模索「暗い雲」
3…1870年、娘がワーグナーと結婚
4…1850年代、「交響詩」を確立
5…1830-40年代、アイドル的人気を博す
6…「ピアノの魔術師」
(リスト)

晩年から振り返るアルバム問題。美男子で超絶技巧のピアニストとして認知されていますが、管弦楽でも大きな足跡を残しているのがまさにスゴイ芸術家。私の音楽の資料集にも「交響詩」側で載っていました。

Kavaさんが誤答でnaoさんが正解。Kavaさんは3段ダウンという形に。

9 社会)ハンガリー出身の人物 左から順に3人全て答えよ

映画会社に名を残す・「20世紀 [?]」 立体パズルに名を残す ジャーナリストの賞に名を残す(フォックス ルービック ピュリッツァー)

今回のお気に入り。ハンガリー出身でありつつ全員「何かに名を残している」で揃えられたのが良い問題と自負しています。フォックスは「名を残した」が的確かもしれませんが。初期段階ではハリー・フーディーニやバロネス・オルツィを選出していて、いくらか練り直してこのような出来に。
Kavaさん正解で先の3段を取り戻したか。

ご指名カルタ)「情熱大陸」に出演した人物・グループの名前を答えよ
(カルタ順、実際の出題順ではありません)

↑第1グループはこんな感じで始まりました。

「あ」2006年、毒舌漫談で人気(綾小路きみまろ)

「う」2007年、女優「のだめカンタービレ」(上野樹里)

「エ」2003年、ダンス&ボーカルグループ(EXILE)

「お」2007年、「花より男子」花沢類役でブレイク(小栗旬)

「こ」1999年、音楽プロデューサー(小室哲哉)

「さ」2008年、お魚ライフ・コーディネーター(さかなクン)

「し」2005年、トリノ五輪 日本初フィギュア五輪金メダル(荒川静香)

「マ」2002年、超魔術師(Mr.マリック)

「ゆ」2001年、フォークデュオ「夏色」(ゆず)

「よ」2008年、女子レスリング個人戦206連勝(吉田沙保里)

↑ここから第2グループに入ります。

「あ」1998年、「鉄道員」で直木賞受賞(浅田次郎)

「か」2004年、パ・リーグ連続出場試合記録(松井稼頭央)

「ケ」2002年、オーディション番組で大ブレイク(CHEMISTRY)

「た」1999年、落語家(立川談志)

※ちなみにこの時、撮影担当してたむろかつが「やっぱし家元、出たー!!」と狂喜してました(をい)

「チ」2007年、2006年M-1グランプリ王者(チュートリアル)

「で」2004年、サイエンスプロデューサー(米村でんじろう)

「ま」1998年、プロゴルファー(丸山茂樹)

「も」2005年、「世界の中心で、愛をさけぶ」主人公の高校時代役でブレイク(森山未來)

「ゆ」1999年、喜劇俳優(三宅裕司)

「を」2006年、代表作「ゴルゴ13」(さいとう・たかを)

↑そしてお約束(?)の難易度がギューッと跳ね上がる最終・第3グループはこちらでした。

「さ」2004年、ウォーキングドクター(デューク更家)

「た」2003年、将棋棋士 最年少名人位獲得(谷川浩司)

「と」2006年、アテネ五輪体操団体で金「栄光への架橋だ」(冨田洋之)

「ま」2009年、ノーベル物理学賞受賞(益川敏英)

「む」1999年、クラシックギタリスト(村治佳織)

今回の山場となった25問連続チャレンジ。葉加瀬太郎作品がメインテーマの番組からの出題となります。

本家の「ご指名カルタ」を視聴すると、前期はヒントの文字が少なかったものの、後期になると苗字が出ればOK(下の名前が丸出し)であるなど、より答えが出やすいように改造されているんですね。過去企画の「ご指名カルタ」は2問以外全滅という有様だったので、今回このように難易度調整に励むこととなりました。結果的には2回とも生還者が出たので良いでしょう。
(というより、「ご指名カルタ」一本で企画を成立させるのが無理だったという説も(泣))

丸山茂樹は記念すべき第1回の情熱大陸出演者。七代目立川談志は没後すぐの2011年にも特集が組まれています。冨田洋之は実施直前に選び出しました。このように職種は大きくばらけているので全問正解は難しく、それで解答者のリレーや「ご指名」が映える形式でもあると思います。

↑で、談志師匠の回、ありました。新橋演舞場での志の輔師匠との二人会で放送禁止用語を吠えてました(苦笑)

10 家庭科)レシピ問題)リストも食べたとされるこの料理は何?

1…豚肉を煮出しブイヨンを作る
2…具となるタマネギ
3…ブイヨンに「ある野菜」を投入
4…炒めた野菜をブイヨンに投入
5…サワークリームをかけて完成
6…ロシア・ウクライナの代表的料理
(ボルシチ)

野田浩資『音楽家の食卓』誠文堂新光社, 2020 から出題。リストはウクライナ出身の愛人を持っていて、そのゆかりで当書ではボルシチが紹介されていました。実際に食べたのかはまた別のお話。レシピの順序は人によって異なるとは思うんですが、ネットから拾った動画を編集しました。
ハマクドーさんが正解。

11 音楽)”悪魔” と語ったこの音楽家は誰?

(初演の失敗時に)「こんなワルツは悪魔に食われろ。私はただコーダがまずかったと思っている。しかしこの曲は成功させたかった」
ヒント:ワルツ王
(ヨハン・シュトラウス2世)

テーマが変わり、リストが技巧派ピアニストの道を歩む契機にもなったヴァイオリニスト・パガニーニから出題。彼のスゴイ点はヴァイオリンの技巧だけでクラシック音楽の年表に名を残している所。作曲も行いましたがどれも自身の技巧をちりばめたものばかりで、自身が作品を厳重に管理していたものもあって作品数は少ないです。そんなパガニーニは「ヴァイオリンの腕は悪魔に魂を売り渡した代償だ」と当時から噂されていて、亡くなった後の墓選びに苦労したという伝説さえあるらしいです。

ちなみにヨハン・シュトラウス2世のこの言葉は『芸術家の生涯』(現在では『芸術家の生活』がより正確な訳だそうですが)の初演後のもの。訳はウィリー・ボスコフスキー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターでヨハン・シュトラウス関連の演奏で有名)のオムニバスのライナーノーツ(TOCE-6666)からとってきたもので、Wikipediaには違う訳が載っています。
naoさん誤答、ひっさつさんがここにきて初の正解。

12 国語)逆書き漢字)この「弓へん」の漢字は何?

ストレートかなーと少し頭を悩ませたこの問題。番組でも紹介されたパガニーニのエピソードで「演奏中にわざとヴァイオリンの弦を切り始め、最終的に弦1本で演奏しきった」というものがあり、一応それに関連しているんですが、もうちょっと画数の多いものを選んで良かったかもしれません。

naoさんが正解でこれで自ら落第を逃れたか。そしてここでLinerさん、キム兄ぃさんが落第。

次回は後半戦に入ります。ではまた。

解説と補足と余談など

(こちらは番頭役・むろかつが書いております)

というわけで磯部さんの解説編の2回目をお送りしました。元記事のmixi日記ではここまでが「第1回」だったんですが分割させた理由は…もうおわかりですね?

ご指名カルタの(ほぼ)全人物の写真を掲載したかったから。

…これに尽きます(笑)。今回の例会は全企画トータルでなんと504枚も手持ちのiPad proのカメラ機能で撮影してましてそのおおよそ5割強がこの磯部さん企画の分でした。

個人的には「あれ、意外に少ねえな」とすら思ったんですがこれはこの時の例会の、1Rの「近似値グランプリLive」、2Rの「ブラフ」(共にLinerさん企画)がやはり「動」がある企画でとりあえず記録用に撮りまくっていたから、ということが後で気づきました。それでも280枚近くはこの磯部さん企画「だけ」で撮っているので、もしかしたら「ご指名カルタ」、全問題が揃うんではないのかな…と思いつつ画像を一枚ずつ見つけてアップロードしたら、第1セットの25枚は全部揃っていたことに爆笑するやら「いやー、俺、マメだなあ」とびっくりするやら、でした(^_^;)。

それと「いやー、この人、やっぱすげえなあ」と、番組屋の磯部さんにびっくりだったのは「料理問題」まであった事ですね。映像を見せて「これは何を作ってるんでしょう?」というその「スゴい芸術家」にちなんだ料理問題を出してしまう磯部さんもそうですが、その問題を実に気持ちよくサクッと正解していく「岩Q槻で食いもん問題だったら俺に任せろ」「また正解したのは食いもん問題か」でおなじみの(←最大級の褒め言葉です。一応念の為(苦笑))のハマクドーさんのこれまた凄さたるや。ハマさんの場合は、磯部さん企画に関しては最初の順位ぎめクイズでは大苦戦するものの、早押し戦で猛烈に強さを見せて一気に下位の降格(落第)争いから上位の優勝戦線までのしあがってくる馬力の凄まじさはある意味で「傍目で見ていても凄いの一言」に尽きますもので…この時の企画もそんな感じでしたね。

最後に、今回は私は参加人数が多かったことと写真撮影専門スタッフで企画には参加してなかったのですが、基本的には磯部さんの企画は「結構苦手」だったりします。この次の11月例会では幸いに近似値問題や企画の展開にも恵まれて最後までプレーすることができたのですが、大概は「人物カルタ」の企画でも自身にはかるたのカードを選択する権利はない企画(前の正解者か、前の人が不正解の場合は番組屋の磯部さんが指名します)なので、「あー、その人以外だったらわかるのにー」というドツボに嵌ることが多いです。そして初戦敗退というパターンがほとんどですね。

そして残念ながらこの「ご指名カルタ」ばかりは「まんべんなく時事等にも触れて有名人の顔と名前を少しずつ覚えていく」か「常日頃の行いの悪さを悔い改めて仏法とかに入る」ぐらいしか(知人ですら顔と名前がなかなか一致して覚えづらい、しかも常日頃の行いが(以下略))私には対処法はあまりないもので…そういう意味ではあの企画で生き残っていく人たちの意外な博学さと、これまた意外な(?)引きの強さは個人的には見習おうとしてもなかなか見習えるものではないので、改めて今回はスタッフの目で見ていてただただ「この企画、番組屋の磯部さんと、プレイヤー各位の共同作業でどえらい企画になっていくんだろうな」というのが再確認できたのは本当に「僥倖」の一言に尽きましたです、はい。

ここからは後半戦に入っていきます。全ての出題問題の写真が残っているかどうかはわかりませんが、補足事項的にうまくフォローしていければ幸いです。

以上です、ではまた。

(Text by 磯部/解説・構成:番頭役むろかつ)

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。