2017/04月例会「第1回さだまさし杯」報告#17【ワードバスケット(5)】




4R「本因坊戦・ワードバスケット」も予選ラウンドを経ていよいよ決勝戦。勝ち上がったのはひっさつ、佐伯明日叶、Uchida、ガソダムの4氏。

いずれもいろんな趣味に造詣が深く、何の単語・名詞が飛び出るかわからんだけに優勝者の予想も全くつかないような面々でした。

そして意外に時間が余ったので決勝は3本先取ということに。

しょっぱなから「7文字以上の単語」が出るとは(汗)

予選の各1-2位抜けを果たしてきた4名で競われる「ワードバスケット」決勝。初代本因坊のタイトルを得るのは果たして誰なのか…。

最初のカード・7文字→(Uchida・判別できず)→ガソ/愉快→ひっさつ/息→Uchida/キープ→佐伯/福生(ふっさ)→佐伯/悟り→佐伯/輪廻(りんね)→

初っ端から出たのは「7文字以上の単語」。これをUchidaさんが出すが残念ながらビデオからは単語が判別できず(最初の単語が決まっていればそこから名詞の最後の一文字=次の単語の頭を推測できるんですが無理でした。「ていとべいしゅ(?)」とも「桂花陳酒(けいかちんしゅ)」とも「ケイト・ブッシュ」とも聞こえたんですけど…)。

その後岩槻コンビ(ひっさつ・ガソダム)が1枚ずつ出し合い、Uchidaさんが2枚目を出した直後に、佐伯さんが「福生」「悟り」「輪廻」の3連コンボをかます。ちなみに「福生市」とは東京都にある市で米軍横田基地がある街…というよりも、私・むろかつが現在住んでる街だったり(大汗)。

→ガソ/ねずみ取り→Uchida/リーチ→佐伯/珍味→Uchida/未来→ひっさつ/異文化→Uchida/緩和(リーチ)→佐伯/ワット(リーチ)→佐伯/ときメモ(1勝目)

その後、Uchidaさんと佐伯さんがリーチを掛け合うが、Uchidaさんが出し間違えて+1枚やら、リーチを声がけせずに勝ち抜けノーカウントになったり、佐伯さんも出し間違えて+1になったりと激しい戦いに。最後はUchidaさんが再リーチを掛けた直後に、佐伯さんが「ワット」「ときメモ」の2連続に成功し、まずは1勝目をゲットした。

※後日、Uchidaさんの最初の7文字以上の単語が判明したら加筆修正したいと思います。

先勝した佐伯さんが手持ちカードで沈黙し…。

佐伯さんが「ときメモ(ときめきメモリアル)」というゲーム名で勝ち上がり「佐伯さんはそっちにも強いのか」というツッコミもありつつ、次のセットへ…。

最初のカード・と→ガソ/東京都→Uchida/利根川→ひっさつ/童子(わらし)→Uchida/シンパ→ガソ/函館山→Uchida/マッハ→ひっさつ/搬送→Uchida/雲母(うんも/リーチ)→[佐伯リセット]

最初のカードは「と」で、ガソダムが「東京都」と幸先の良いスタート。

だがその後、Uchidaさんが誰かと交互にポンポンとリズムよくカードを出し続け早々とリーチを掛ける。一方で先程1勝した佐伯さん。実はビデオカメラからかろーじて手持ちのカードが見えたんですが、「5文字の単語」「7文字以上の単語」などと難しい選択肢ばかりのカードで出すタイミングが取れず、Uchidaさんリーチの状態で1枚も出せずにリセットをかけて流れを変えようと目論んだ模様。

モトリー・クルーというヘビメタバンドが飛び出た(苦笑)

リセット後のカード・も→ひっさつ/モトリー・クルー→佐伯/運気→ひっさつ/給油(リーチ)→ガソダム/湯島→ひっさつ/マカロニ(1勝目)

で、リセット後に出たのは「も」。これもえげつねー…と思ったら、ひっさつさんが「モトリー・クルー」という聞きなれない単語を。あとで調べるとこれはアメリカのヘヴィメタル・バンド。全世界で8000万枚以上売り上げたグループらしい。さすが邦楽洋楽に造詣が深いひっさつさん(と後から判明した話でしたが(汗))。

でもこれでかなり気を良くしたのか、佐伯さんが今日初日の「運気」を出すと、再びひっさつさん「給油」でリーチ。佐伯さんと競り合うも間一髪早かったガソダムが「湯島」を入れるとそこにひっさつさんが「マカロニ!!」と高らかにラストカードをぶち込みこのセット勝負あり。一気の逆転で1勝目を得た。

ちなみにここの合間に佐伯さんがさきほどの手持ちカードの「7文字と5文字は厳しいなー」とぼやいていて、それを聞いて「カッコイイ、長い単語であがってみたいよなー、ダライ・ラマ14世(チベット仏教の最高指導者)とか、ビンソン・マッシーフ(南極最高峰の山)とか」と、ギャラリー兼デジカメ担当のむろかつがしょうもないことをほざいていた(爆)

連取、また連取…。

ひっさつさん1勝目で更に混沌さが増してきた。

最初のカード・ね→Uchida/練馬→佐伯/まりも→Uchida/モチーフ→ガソダム/富良野→佐伯/ノース→ひっさつ/水路→佐伯/ロッテ→佐伯/手紙(リーチ)→Uchida/ミール→ひっさつ/ルーツ→ひっさつ/追起訴→[佐伯・リセット]

さすがに決勝となると単語が躊躇なくポンポンと出てくるのがすごいなーと、ギャラリーの面々はほとほど感心しつつ楽しくなってきていた。Uchidaさんが練馬で火蓋を切った後は、なぜかまりもだの富良野だのノースだの…と「ん、北海道?」的なムードになる。

その直後、佐伯さんが「ロッテ」「手紙」の2連取を決めてリーチをかけると、ひっさつさんが「ルーツ」「追起訴」でこれまた連取して応戦する。が、佐伯さん、後が続かずここでリセットをかけてリーチ解除となって仕切り直しに。MC役のLinerさんが「もったいねー」と一言。横目でカードを見て思いついた単語があったらしい。

リセットも駆け引きのうちです。

リセット後のカード・ち→Uchida/地上絵→ガソダム/回向(えこう)→[Uchida・リセット]

佐伯さんがリーチをかけてる時にリセットを掛けて2枚に後退したのでリーチを掛けてる者は誰もいなくなり、リセット後にUchidaさんが「地上絵」、ガソダムが「回向」と1枚ずつ出し合った後、今度はUchidaさんがリセットをかけて、ここでもリセットを用いての「激しい」駆け引きが繰り広げられていた。

立て続けに3人がリーチを掛ける激しい戦いに…。

2回目のリセットが行われ、やや長期戦の様相を呈し始めてきた。

リセット後のカード・ほ→佐伯/ホーム(リーチ)→ひっさつ/武者(リーチ)→Uchida/やもめ(リーチ)→ひっさつ/名所(2勝目)

そして3回目のリスタート。「ほ」から始まり佐伯さんが先に「ホーム」で再リーチをかけると、ひっさつさんが「武者」でおっかけリーチ、更にUchidaさんも「寡婦・寡夫(やもめ・配偶者を失って独身になった者)」で更におっかけリーチ。4人中3人がリーチというとんでもない展開に。

その「め」で、ひっさつさんとUchidaさんがほぼ同時にカードを出して、間一髪Uchidaさんの方が早かった…のだが、Uchidaさんが出したのは「6文字」のカード。答えたのは「メンタルヘルス」と7文字で勝ち抜けならず。そしてひっさつさんが「名所」を出して勝ち抜けていよいよ2勝目、早くも第3セットでリーチをかける展開となったのでした。

先にリーチをかけた人が…。

しかしこの決勝戦。よくよく考えてみたら各セット、「最初にリーチをかけた人はそのセットはなぜか上がれてない」という不思議な現象が発生していた。

ひっさつさん2勝、佐伯さん1勝を持った状態での後半戦に入るわけですが、ここから更に決勝、初代本因坊戦は「ほんとうの意味での」大波乱の様相を呈していくことになるとは誰も気づかなかったのだった。

つづきます。

▼クリック頂けると励みになります!
にほんブログ村 その他日記ブログ 雑感へ




ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。