こちらは実に久々となります「今日の1問クイズ」です。ま、こんな問題でも…。
Q12「昭和22年までは皇室の天皇、皇太子及び皇太孫、親王、王も宮中行事のひとつとして、これと同じような「成年式」というものが行われていたこともある、現在の形式は昭和21年11月に当時の埼玉県北足立郡蕨町において実施された「青年祭」がルーツとなっている節が有力視されている満20歳となる人々を学齢ごとに各日本の地方公共団体ごとに主に1月第2月曜日に自主的に招き、激励・祝福する行事のことを一般に何というでしょう?」
A12:成人式
まあ個人的にはもう四半世紀ぐらい前の出来事になってしまいましたが…(苦笑)。
一応の解説と余談など。
もともと日本には元服や褌祝のような「通過儀礼(外国ではイニシエーション、というそうです)」はあったそうで、戦前期も皇族の「成年式」をはじめとして幾つかの民間伝承な通過儀式も存在してたそうです。実際に上記の当時の蕨町(今の蕨市)の他にも全国数カ所に「うちが成人式の元祖だ」と主張する自治体・地方は存在していて自称しているとこもあります。
で、今年は特に新型コロナ禍で人が集まること自体がやや感染リスクが高くて困っちゃうなあ、と思ってた矢先に、
・「心に穴が空いた」成人式が開始2時間前に中止 那覇の出席予定者がコロナ感染の疑いで(沖縄タイムス)
こんな話も。
那覇市内の一部の中学校区では出席予定者に新型コロナウイルス感染が疑われたため、式典開始2時間前に急きょ中止が決まった。市教委から中止要請を受けた実行委は無料通信アプリLINE(ライン)などで周知を図ったが、事情を知らない新成人らが会場周辺に集まるなど一部で混乱した。
感染リスクを避けるため、実行委は会場の校門を閉鎖。新成人らに帰宅するよう呼び掛けたが、近くの公園に一部の新成人が集まった。
中止を知らなかったという新成人の男性(20)は「何が何だか分からないまま、友人が公園にいるのを見て集まった。理由は理解できるが、一生に一度の式典がなくなり心に穴があいた気分」と声を落とし「コロナが落ち着いたら、成人式のやり直しまでとはいかなくても、同窓会くらいは開いてほしい」と残念がった。
朝3時に起床し、5時ごろから着付けをして臨んだという女性(19)も心中は複雑だ。「なんで、という思いしかない」と言葉少な。母親(45)は「親にとっても大事な節目。誰も責められないけれど、他に方法はなかったのか」と肩を落とした。
いやーこれはどうも大変な。「やっても地獄、やらなくても地獄」みたいな”究極の選択”みたいな話になってました。
ちなみに今日は私は義理の父が入院していて隣町の総合病院まで歩いて着替え等を持っていったんですが、その時に地元の成人式の会場になっている市民会館の横を通ったら外でどえらい数の新成人の人たちがたむろってました。片隅で警察官が数人場内整理のような感じで佇んでましたけどね。式典じたいはごくごく簡潔に30分ぐらいで終わったらしいんですが、その後に帰るのが惜しいってんで集まってたようです。
しかしわからんのは着物や羽織袴姿はまだかわいいとしても、自分の名前を染めた幟を掲げて「ボクはここですよー」とアピールしてる兄ちゃんも何人かいて(←ひとりじゃなかったのは笑えましたな…)、この成人式ではいいかもしれないけど、終わった後、どうすんだろうなそれって感じで(^_^;)。あと…は、まあたぶん飲みに行くんだろうな、誰かんちに(失笑)
以上です。
↑いやー個人的には「20歳の春」は仮面浪人→最終的に母校になる大学に入学した年でいろいろと大変でした…。
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